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孫子の兵法は外交でこそ重用

当たり前のことを粛々とやれるのが、安倍外交の強みだ。

 

「北が対話してほしいと言ってくる状況を」首相

11/14(火) 22:07配信

読売新聞

 【マニラ=田島大志】安倍首相は14日夜、訪問先のマニラで記者会見し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮について、「国際社会が一体となって圧力を最大限まで高めていく。北朝鮮から政策を変えるから対話してほしいと言ってくる状況を作らないといけない」と述べ、引き続き制裁の完全な履行を各国に働きかけていく考えを示した。

 米国を除く環太平洋経済連携協定(TPP)参加11か国の閣僚が大筋合意した新たな協定に関しては、「大筋合意に達したことは大きな前進だ。出来るだけ早期の発効に向けて関係国と緊密に連携しながら議論を主導していきたい」と語った。

 

 どんな交渉方法であろうと、北が核放棄をしなければ意味が無い。体制崩壊は望んでいないが、他に方法が無いなら仕方が無い、とこちらが考えている事を相手に本気で解らせないと交渉の余地すら無いのだ。そもそも北には、核開発を「平和的に」放棄してもメリットが無い。周辺諸国にとっても、武力による現状変更の前例を許すわけにはいかない。軍事行為か全面降伏か、北の取れる選択肢は多くない。

ただ周辺諸国とはいっても、各国の事情は微妙に異なる。交渉次第では日本の臨む結末にならないことも充分に有り得る。武力行使が出来ない日本の、出来る事にも限界がある。やはり鍵になるのはアメリカと中露の意向だ。

自衛権の中で敵基地攻撃能力を認める事は、国内世論の理解を得られるとは思えないし慎重であるべきだとも思う。しかしこれが無い事には、やはり外交力は片手落ちだ。

 

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